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MARUMORI Lab house - 暮らしを耕す実験場 -










MARUMORI Lab house - 暮らしを耕す実験場 -
宮城県最南端に位置する丸森町にある、古民家を含む敷地全体をラボ(実験場)と見立て、設計者自身が里山における新しいくらしを耕していく拠点。1期工事として自宅兼ショールーム、設計事務所の改修工事を行いました。
古民家に対してのネガティブなイメージ(寒い、汚い、不便など)を払拭するために、スケルトンから断熱気密施工し、古民家がもつ本来のおおらかさを尊重するプランニングとし、塗装工事はまちの方々に協力いただきDIYで仕上げています。
木部はすべて柿渋塗装で、箇所ごとに木の種類や塗装回数を変えることで様々な表情を付けています。
今後も事業拠点として、半自給自足を目指す畑、まちの特産品である干し柿のもととなる渋柿からつくる柿渋の工房、山水を利用したサウナ、蔵ワインバー、ボルダリング施設など、整備を続けながらまちへひらいていくことを展開していきます。
まちの機関とも連動し、古民家を活用した移住促進のモデルとなるようなライフワークプレイスとして、都心の生活とは異なる、里山での新しいくらしのかたちを実践し、発信を行っていきます。
用途|住宅-改修
敷地|宮城県伊具郡丸森町
構造|木造
工事対象面積|146.91㎡(44.6坪)
竣工|2023.01
建築施工|今野建業
設備施工|小野商店
電気施工|窪田電気工事
インナーグリーン|伊具緑化
写真|山本楓子
設計監理|yeto
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